うちのかわいいおじいちゃん

うちに祖父、林田学は本当にかわいいおじいちゃんです。
御年82歳で、いつでもにこやかな顔をしています。
見た目だけではなく中身も優しくて、私にとっては最高のおじいちゃんです。
私は怒られた記憶は全くありません。
私のわがままも笑顔で聞いてくれるのです。
おじいちゃんはいつもおばあちゃんに怒られています。
その怒られる内容は決まって、入れ歯をちゃんと付なさいとか、ゴミはすぐゴミ箱に捨てなさいとか、子供が起こられるようなことです。
おじいちゃんはいつも「はいはい」と言って、入れ歯を入れたり、ゴミを捨てたりします。
きっとこの夫婦関係が仲良しの秘密なんだと思います。
私も、こんな夫婦になれるような相手が見つかればいいなと思っています。
私が小学生で、夏休みの時のことです。
祖母は老人会に出かけて行き、私とおじいちゃんだけになりました。
おばあちゃんは「アイスは1個だけだよ」と言って出かけて行ったのですが、おじいちゃんは「こんなに暑いのにアイス一個じゃ足りないよなぁ」と私と一緒にアイスを2個密かに食べました。
もちろんばれないように家にあるアイスではなく、おじいちゃんが車で買って来てくれました。
しかし結局、アイスのゴミでばれて、私とおじいちゃんはおばあちゃんに酷く怒られました。
そんなことを思い出したら急にアイスを食べたくなってきたので、今日はおばあちゃんもいない事だし、私がアイスを買ってきておじいちゃんと食べたいと思います。